欲求と努力【趣味の重要性に気づいた話】
皆さんこんにちは。
今回は私がうつになってからの心境の変化について、感じたことの一部を皆さんに伝えていきたいと思います。
私は鬱っぽくなってきてしばらくして、今まで楽しんでいたことや何か新しいことをやりたいといった欲求が無くなってしまいました。
しかし、中学や高校に通っていた時の私からしたら、これはまさに望んでいたことのように思います。
なぜならあの頃は、テスト前になるとゲームをやることに罪悪感を感じたり、どこかへ遊びに行くことも控えなければいけなかったりしたので、心の中でいつも、もし自分がロボットだったなら…好きな事なんかよりもやらなければいけない事だけを淡々とこなせる存在になれたら…と思っていました。
まさに今の自分は趣味もなく、やりたいことも特にないのであの頃の理想の自分に近づいたと考えることもできます。しかし、結論から言えばロボットになる理想は叶わないようです。
うつになってから休学することになり気分の落ち込みこそ減ったものの、趣味も楽しみもない今思うことは、趣味や楽しみがないと人は努力する欲すら起きないということ。
不思議な感覚です。
確かに1日で使える時間は増えてきてそれ自体は良い事なのですが、その時間をどう埋めるのかが全く分からないのです。
あくまで学業を休んで実家にいるので、気分の落ち込みやだるさがなくなってきたら、アルバイトなどで少しでも家のため、将来のために働かないと、とは思っていたのですが…
何の楽しみもない今では、自分はそれだけのために働けるだろうかとか、アルバイトに時間を費やすことになぜか後ろ向きになる自分がいます。
もちろんこれでは 言い訳ばかり喋りよって… と自分も含め皆が思うことです。
ここで伝えたかったのは、楽しみはあればあるほど良いということ。
子供の頃はゲームし過ぎて親に怒られたり、アニメや漫画の見過ぎで勉強に支障が出たりと、自分の趣味嗜好に嫌気がさしてしまう人も少なくないかもしれません。
学校の先生も楽しむことを教えるよりは、欲を殺して勉学に励むことを教える場合がほとんどだと思います。
しかし何事も中庸が良いと私はおもいます。
ゲームであろうとアニメや漫画であろうと、楽しみは一生持っておくにかぎります。
その楽しみのために多大なお金が消えていくこともあるとは思いますが、だからこそ一生懸命働こうと思えるし、実際に働くことで経験も知識も増え、新たな発見に出会えることもあり得るでしょう。
そうして色鮮やかな人生をいつの間にか送ることが叶うでしょう。
この記事を読んだ皆さんは、きっと自分の趣味を愛せるようになるかと思います。
ではまた。