悩みを相談するときあるある
皆さんこんにちは。
突然ですが、うつや不安障害、強迫性障害を抱えているあなた、今までこんな経験ありませんでしたか?
あなた:○○なことで、今すごく悩んでいるんですよ。それが頭から離れなくて困っているんです。
相談相手:そんなの人間なら誰でも悩むよ。私も悩んだことあるし。正常なことだと思うよ。
てな感じのやりとりで。
私もこんなやり取りを何度もしたことがあります。
正直言うと、みんな悩んでいるなんて大きな嘘だと思います。
悩んだことがあっても私達からしたら一瞬の時間だと思います。頭から離れないなんてのはよっぽどのことだと私は思います。
なのにどうしてこんなことを相談者から言われることがあるのか。
私は二つの意図があると思います。
1つ目は、単純に私たちのことを思いやってくれている場合です。
みんなと一緒でおかしい人間ではないんだよと、伝えてくれる場合ですね。この場合うれしい反面、自分がおかしいところがあると分かっている患者からしたら、あまり心には響かないかもしれません。
2つ目は、相談者自身が、自分も同じくらい悩んで成長してきたのだと、暗に自己優越感に浸りたい場合。
この場合は最悪です。私たちのことよりも、自分のことしか考えていない人だと言えます。
自分がいかに乗り越えてきたかなど、自分中心に話を進めて、それらしいアドバイスをしてきますが、自分で乗り越えられる程度のことなら病気の症状ではありませんので。
もうその人に相談するのはやめましょう。
たまーにいますので。
聞いていてもこちらが気分を悪くするだけでしょう。
そんなわけで、思いやっている方には相談するのもよいかもしれませんが、そうでない人には相談しないようにしましょう。
心が弱っているときは大きなダメージになりかねないので。
なお、自分の悩みを受け入れてくれて、同じ目線で解決策も一緒に考えてくれるような人が、一番相談相手に向いているかもしれませんね。
皆さんの幸せを祈っています。
ではまた~。