責任感が人を成長させる
皆さんこんにちは。
さて、何か大切な役職に就かなきゃいけないときや、重要な役を任されたときって、誰しも最初は緊張しますよね。
だけど何か月か過ごすと、その重要な役柄にも慣れてきた、という経験はないでしょうか?
つまり、人は責任感を与えられると成長する生き物なのだと思います。
何の挑戦もしなければ不安や恐怖を感じない反面、成長もないのかもしれません。
しかし、いざ責任ある役を任されると、人は個人差はあれど順応(成長)していく生き物なのかもしれません……。
というようなことが私の読んだ本「家族という病」に書いてありました。
さて、まあもちろん納得できる部分もあるのですが、やっぱりそうは言っても責任のある役に就くというのは私は怖いのです。
メンタル弱者の私としてはこの考え方に賛同できない部分はありますが、多くの人にはあてはまるものだとは思います。
確かに、普段チャランポランな人でも責任感を持つと人は変わるのかもしれません。
しかしそれはあくまで普段実力を出さずに適当に生きている人に当てはまることであって、普段からメンタルギリギリで生きている私のような人間は、責任なんて与えられたらそれこそキャパオーバーでおかしくなってしまうわけですよ。
その辺の事までこの本の作者が知っているのかは分かりませんが、個人的には反感を覚えたのも事実です。
この本は読んだ人により賛否両論らしいので、なかなか癖のある本ですが、作者自身の性格がひしひしと伝わってくる内容と言葉づかいなので、読んでいるだけで作者がどんな人なのか明確にイメージできるところが面白いです。
作者が思いを込めて執筆しているのが分かる面白い本ですので、気になったら是非読んでみてください。ではまた。