期待とは自分自身にするもの
皆さんこんにちは。
突然ですが、誰かに期待することってありますよね。
例えば、スポーツ選手に応援することはまさに期待しているからですよね。
しかし、今回読んだ本では、期待とは自分自身にだけした方が良いと書いてありました。
以降その理由を見ていきます。
まず、他の人への期待は、落ち込みや愚痴の原因となります。
なぜかというと、誰かに行動してもらうことを期待したとき、その期待が裏切られたときに酷くイラついてしまうからです。
妻が夫にふるまいを期待して、結果裏切られる場面はドラマなどでもよく見かけますよね。
もちろん逆に期待通りのことが起こっても、うれしいというよりむしろ、当然のこととして受け取ってしまうのではないでしょうか。
だったら最初から期待するよりもしないでいる方が幸せなのです。
他人に期待せずに過ごしていれば、もし相手が何かしてくれたとしたら予想外に嬉しく思うし、相手が何もしなくても元々期待していないのでつらくもありません。
以上が主な理由です。
しかし、著者は自分自身に期待するのは良い事だとしています。
自分自身に期待することにより、確かに期待が裏切られた時のショックを自分で受けることになります。(ただしショックを他人に与える心配はありません。)
しかし、このショックは次への原動力となります。
期待の対象が他人では、相手を変えられませんが、自分であれば次に生かして変えてゆくことができます。
この点が大きく違うところだと私は思います。
以下個人的な感想ですが…
やっぱり誰にも期待しないなんて並の人間にはできることではないように思います。
特に近くにいる人間にはどうしても察してほしいし、行動一つ一つに期待してしまいます。
しかしこのような期待が積もり積もって、苛立ちへと変わっていくのでしょう。
確かに、あまり同じ人と一緒にいると、不愉快に思う経験が私には多々あります。
自分の親然り、友人然り。
親や友人との距離感はほどほどに保っているのがよいのかもしれません。
今回の記事は以下の本を参考にしています。
ベストセラーにもなった新しい本なので読みやすいと思います◎
気になった方は是非。 ではまた。
・家族という病・