強迫性障害とうつのブログ(仮)

強迫性障害とうつに悩む学生の雑記ブログ。元々強迫性障害と生活をともにしてきたが、大学生のころにうつ病と未知との遭遇。自分の抱えた問題や解決策をただただ世間の人にも知って欲しいので趣味でブログはじめてみました。

なぜ恋人を作るのか


 

 全員がとは言いませんが、人間であれば多くの人が恋人を求めるのではないでしょうか。あまり意識したことはないかもしれませんが、今回はなぜ人は、恋人を欲するのか、その理由を探っていきたいと思います。

Vector illustration of birds in love

 


 恋人を欲するもっとも大きな要因、それはズバリ、他者貢献感だと思います。

 


 なんだかいきなり聞きなれない言葉ですよね。しかし他者貢献感こそが誰もが人生において求めているものに等しいと思います。

 

 人間なら誰しも求めるもの、それは幸福です。そして少し心理学的な話をすると、アドラー心理学において幸福とは貢献感である、と断言しています。

 

 

 つまり、他者への貢献感は誰もが求めているものなのです。不思議な話ですが、詳しくは私の他の記事にアドラー心理学について簡単にまとめていますので、そちらを参考にしてみてください。

 

zelda2019.hatenablog.com

 

 ではなぜ貢献感を得るために恋人が必要なのか。理由は単純です。恋人というのは最も手軽で身近に貢献感を与えてくれる存在だからです。

 

 男女というすこし性質の違う2人がお互いに協力することで、大きな貢献感を得ることができます。

 

 

 では友人関係とはなにが違うのかというと、友人同士はお互いに同じ性別なのでとても性質が近いものと言えます。

しかし、性質が近くお互いをよく知っているからこそ協力という関係においては発展しにくいのです。無償の協力というよりはむしろ、友人関係はビジネスパートナーのようにギブアンドテイクがしっかりした協力関係であるのが一般的といえます。

 

 

 また、話を他のものに例えると、国同士の政治状況を見てみても分かりやすいかも知れません。

物理的に近い距離にある国同士は、お互いの領域をどちらが管轄するのか、協定を結んでいます。それは当然距離が近すぎることで問題になっています。

 

 

 友人関係というのはこの距離の近い国同士に例えられるかもしれません。

実際に世界を見てみると、ヨーロッパも、北アメリカも、我々含むアジアの国々も、近い距離にある国同士はいつもいざこざがたえません。

 


 一方日本から見たヨーロッパや北アメリカの国々のように、距離の遠い国というのはいざこざが少なく、薄いながらも良い関係を築いている例が多いです。

その証拠に、日本人にはヨーロッパ諸国やアメリカに対する一種の憧れのようなものを抱いている人が多々います。
これは、性質は違いながらもよい協力関係を築けている恋人関係に例えられると思います。

Sharing love and peace flat illustration. Hands holding hearts symbolising kindness, generosity. Teamwork, partnership and cooperation in charity, volunteering, humanitarian aid, making donations

 

スタート地点の違う男女が協力関係を築きやすいことは先にみたとおりです。
人によってはもっと動物的な性欲が恋人関係につながったり、運命的なものとして恋を語る人もいるかもしれませんが、私としてはやはり恋人といることによる貢献感が、生きる意味を与えてくれることこそ大きな理由だと思います。

皆さんも自分なりに生きる意味が見つけられると良いですね。私も一緒に頑張りたいと思います!

 

皆さんの幸せを願っています。ではまた。