強迫性障害とうつのブログ(仮)

強迫性障害とうつに悩む学生の雑記ブログ。元々強迫性障害と生活をともにしてきたが、大学生のころにうつ病と未知との遭遇。自分の抱えた問題や解決策をただただ世間の人にも知って欲しいので趣味でブログはじめてみました。

深く聞くことが、時に人を導く

皆さんこんにちは。


突然ですが、どうして人間には性欲というものがあるのでしょうか?

 

生物学的な話をすれば、まあ種の保存やらなんやらといろいろそれらしい根拠は出てくるかと思いますがやはりどこか納得できない部分があるのも事実なんですよね。


ほかの食欲や睡眠欲というのは分かりやすくて好きなんですが、性欲というのはどうしても憎んでしまうところがあります。

 

こんなへんな欲があるせいで、いままで普通に接してきた人間同士の接触も、なんだか変な方向に認識してしまったりして、待ちゆくカップルなどを見ていても、自分自身の疎外感と、他人への違和感で思考がぐるぐるします。

 

どうしてこんなことに悩まなければならないのか。

 

性欲というのはある意味色んな病の根源ともいえるかもしれない。


男女の交際がきっかけで、ストレスによる摂食障害や、不眠障害というものがある。
これらはまさに障害こそ食欲や睡眠欲に関するものであるが、その発端には性欲も絡んでいると思われる。

 

性欲だけが男女をつなぐものではないと思うが、この欲が関係していないとは言い切れない。

 

さて、なんだか前置きのというか、私の悩み事でだいぶん長くなってしまったが、本題に入ります(いまさら。

心理学者と話をしている弱虫の実業家。心理療法のカウンセリング。ストレスを扱う実業家。白い背景に現代のカラフルな平らなスタイルのベクターイラスト。

 

深く聞くことが、時に人を導く

 

人というのは不思議なもので、誰かに自分の悩みを話していると、知らぬうちに自分の悩みが解決していたりします

 

カウンセリングもその効果を利用した援助の一種ですね。


私達はどうしても、人を導こうとすればするほど、あれこれと口出ししたくなってしまいます。

しかし、残念ながらそのような「お説教」が功を奏する例はそう多くないように感じます

 

誰かに教わることはもちろん大切なことですが、それ以上に、自分自身で見つけ出した答えというものは何より大事です。

 

人から教わる人生論は、どこか付け焼刃になってしまうというか、自分の芯には到達しないという感じがしますが、自分のうちから湧いてきた答えはそう簡単には揺らぐことがありません。

 

このような自分の芯になるような新たな考え方を身に着けてゆくのがカウンセリングであり、相手の言葉に注意を傾けることです。


深く相手の立場に寄り添い、相手の言葉を聞いていると、自ずと答えが見えてくる、という例は少なくありません。

 

また、そのように話すうちに自発的に答えを見つけるというのは、女性の方が少し得意のように思われます。


男性に比べて女性は話しながら考えているのが得意だそうです(男性は黙り込んで考える方が得意)。

象は枯れた木の枝の上に立ち、現実の風景を見る。これは3Dレンダリングイラストです

相手を深く理解するには、思いやりと勇気が必要


また、相手の話を深く聞くと言っても、そこには勇気と思いやりが必要になってきます。


思いやりが必要なのは理解できると思います。
話をしっかりと聞くには相手に寄り添う姿勢が大事だからです。

 

ではもう一つ、なぜ勇気が必要なのでしょうか。

 

それは、相手を理解するということは、相手を受け入れることだからです。


相手を受け入れるというのは、自分自身に相当な負担を強いるので、勇気という言葉を使用しました。

 

相手をうわべだけでなく、心の底から受け入れるには、自分の芯ともいえる部分を、相手の世界観に放り込む必要があります。

 

そこでは、自分がいままで正しいと思ってきたことなどは、通用しないかもしれないし、ものの見方考え方は180度違うかもしれません。

 

しかしそこを共有しきれないと、結局自分の人生観に合わせて話を進めてしまい、一方的な説教が始まってしまいます。


相手を真に導きたいと思っているのならば、自分の芯をも危険にさらし、相手の世界を共有することが必要です。


今回もお読みいただきありがとうございました。
ではまた。

 

今回取り上げた事柄と似たようなことが以下の本で紹介されていたので、気になった方は是非⇩⇩

・まんがでわかる7つの習慣・